2022年から育児休業取得者が増加しており、2023年は育児休取得率が100%を超えることが見込まれています。法改正により、育児休業が取りやすくなり2回以上の分割取得希望者も増加し、育児休業期間の長期取得が可能となりました。休業期間の平均は2.6か月と1か月以上の取得者が大幅に増加しました。育児休業復帰率は100%を維持し、育児をきっかけとした離職者はいません。
また、子育て支援として育児休業取得は3歳まで取得可能、時短勤務可、特別休暇や各種祝い金あります。また、No残業Dayや在宅ワークの推進もあり、働く親が仕事と家庭を調和出来るよう取り組んでいます。
事例紹介
CASEアサゴエ工業株式会社
主な子育て支援等の取組、また利用状況についてお聞かせください。
子育て支援等の利用者の声をお伺いします。
働きやすかった点は、時短勤務を利用し第1子の小学校入学まで6時間勤務をすることで、仕事と家庭を両立できた。朝や夕方時間の余裕を持てるため、子供とふれあう時間も多くとれて助かった。
子の体調不良での休みや保育園・学校行事にも寛容で、常にサポート体制が整っていた。在宅ワークなども活用することで、仕事も滞留することなくスキルUPすることができた。
インターンシップなどのプログラムにおいて、参加者に対して自社の取り組みをどのように伝えましたか
1Day仕事体験会(鉄のフライパンを作る鋳造体験会)の一コマとして取り入れさせていただきました。まずは座学で簡単な事例紹介や育児支援を紹介し、実体験を元に子育てに関わる重要性を伝えました。そして、フライパンの型作りをしながら座談会形式で学生と子育てや家庭について、仕事について意見交換をしました。
参加者の反応や感想を伺います。
子育てについてイメージが漠然とした雰囲気でしたが、事例や実績については興味をもって頂けました。中でも男性の育児休業取得が進んでいることに関心をもってくれた学生もいました。
子育てと仕事両立体感@インターンシップ等事業に取組んでみて、ご意見ご感想などお聞かせください。
2023年4月の法改正により、当社は育児休業が取得しやすくなったと感じています。今回就業体験会に参加してくれたのは、男性ばかりでしたが取り組みに対して非常に興味をもって頂けました。
子育てと仕事両立体感@インターンシップ等事業に参画しなければ、学生が将来子育てと仕事を両立することも考慮しながら企業選びをしていることに気付きませんでした。今後は社内外への周知に力を入れていこうと思います。