事例紹介

CASE
事例紹介

有限会社田中製作所

主な子育て支援等の取組、また利用状況についてお聞かせください。

ワークライフバランスに基づいた働き方の実現に重点を置き、デジタルトランスフォーメーション(DX)の推進、プロセスの可視化、自動化などを通じて効率的な業務遂行を目指しています。また、就業規則、休暇制度、教育プログラム、職場環境、人材開発、給与体系などの面でも継続的に見直しと改善に取り組んでおり、従業員が子育てと仕事を両立しやすい環境づくりに努めています。ワークとライフは不可分と考え、同時に大切にできるよう心がけています。

子育て支援等の利用者の声をお伺いします。

働きやすさに対する取組みとして、フレックスタイム制度や時間休の導入が挙げられます。これにより、自分のライフスタイルや子育てのスケジュールに合わせて働く時間を調整できるようになり、子どもの送り迎えや、学校イベントへの参加などに利用され、仕事と子育てとの両立がしやすくパート事務職の定着だけでなく、製造部の離職率が10年間「0」となっています。これは、従業員が長期にわたって安心して働ける環境が整っていることを示してると思います。

インターンシップなどのプログラムにおいて、参加者に対して自社の取り組みをどのように伝えましたか

まず会社の10年ビジョンを共有し、参加している学生たちに自分たちの将来を身近なものとしてイメージしてもらうよう努めました。また、フレックスタイム制や、10年間継続して離職率が「0」であることなど、会社の取組やその成果を併せて伝えること、また具体的なものづくりのプロセスまで、幅広く情報をオープンに共有することで、学生たちに理解を深めてもらいました。

参加者の反応や感想を伺います。

ワンデイのオープンカンパニーに参加した3名のうち2名が、複数日にわたる実践的なものづくり体験コースにも参加し、CADや機械操作を実際に体験していただきました。特に、名刺入れを一から設計し、製作、さらにその改良まで手がけた参加者の熱意が印象的でした。そういったことからも、弊社の10年ビジョンや子育て応援などの取組に共感し、安心して、ものづくりを体験いただけたのではないかと考えています。

子育てと仕事両立体感@インターンシップ等事業に取組んでみて、ご意見ご感想などお聞かせください。

今後は、地元地域のものづくり企業として、子供から中高大学生など、幅広い年齢層に向けて、このような取り組みや会社の情報を発信していきたいと考えています。そして、将来的には、ものづくりLABOとして、従業員を含め、地域の方々や大学生などが安心安全に利用できる場所に発展させたいと思っています。